診療案内

症状の紹介

当院に来られる患者様の中には、さまざまな症状を訴えて来られる方がいらっしゃいます。下記はその代表的な症状と、可能性のある病気の紹介です。いずれかに当てはまる方、もしくは当てはまらなくても目に違和感を感じる方は、まずは一度ご相談ください。

目の病気

結膜下出血

結膜下出血は、結膜の細い血管が破れて出血し、白目部分が赤く染まります。
目がごろごろします。
結膜下出血は、眼球内部に血液が入ることはなく視力低下の心配はありません。

ものもらい

まぶたの一部が赤く腫れたり、まばたきをしたり指で押したりすると痛みがあります。
患部が広がると、まぶたの全体が腫れ、目やにが出ます。
数日で皮下にうみがあらわれ、放置すると皮膚が破れてうみが出ます。
うみが出ると治ることが多いのですが、重症化することもあります。

逆さまつげ

まつげが眼球に触れてしまい、眼の表面(角膜や結膜)に傷がつきます。
眼瞼内反、睫毛内反、睫毛乱生などの種類があります。
生まれつき逆さまつげを持つお子さんは、本人に自覚がない場合が多いので、親御さんが確認していただけることをおすすめいたします。

網膜剥離

網膜剥離とは、眼球の網膜が剥がれることにより、視力・視野を失う病気です。
飛蚊症、視力低下、光視症、視野欠損などの自覚症状がある方は、早めに一度受診することをおすすめいたします。特に20代の方、50代以降の方に多く、近視眼や片方の目が網膜剥離を起こしたことがある方は発病しやすい傾向があります。
また、眼球を強くぶつけることで発症することもあります。

眼底出血

眼底出血は、網膜の表面にある血管の弱い部分が破れたり、血管が詰まることで起こります。糖尿病網膜症や生脈内塞症、加齢黄斑変性、高度近視などが代表的です。病気以外では、頭部や顔面・眼球の怪我などが眼底出血の原因となることがあります。

飛蚊症

飛蚊症とは、視界に黒い影が動いて見える状態のことです。黒い虫や手くず輪などの形や大きさが様々に見え、視線を動かすと追いかけてくるような動きをします。

緑内障

緑内障は、視神経が収縮して視野が狭くなる病気で、日本の失明疾患の上位を占めています。40歳以上の約5%の人に見られる病気ですが、自覚のない人が多数いると言われています。症状は進行性のため回復させることができないという特徴があります。しかし近年は、新しい診断や治療法の導入により早期発見、早期治療により進行を抑えることができるようになっています。緑内障は、本人の自覚がないまま進行がすすむため、40歳をすぎたら一度、眼科での検診をおすすめします。

糖尿病網膜症

糖尿病網膜症は、糖尿病の3大合併症の一つで、失明原因では上位になるほどです。生活習慣の欧米化や食習慣の変化による高血糖が原因で、患者は年々増加傾向にあります。初期は軽い出血などがある程度で自覚症状はほとんどありません。そのため、自身で気がつくことが難しい病気でもあります。進行すると、黄斑浮腫により視力が低下したり、硝子体出血、緑内障、網膜剥離などで失明の危険性があります。自覚症状がない場合にも定期的な眼底検査を行い、予防に努めましょう。当院では、糖尿病網膜症のレーザー治療を行っています。また重症の場合は、速やかに専門医への紹介を行います。

眼精疲労

パソコンやスマホの長時間使用により、疲れ目の人が増加傾向にあります。目の使いすぎが主な原因ですが、一方で、コンタクトレンズやメガネが合わなくなっている場合、ドライアイ、白内障、緑内障などの重篤な疾患である場合も考えられます。ただの目の疲れと考えて放置せず、まずは一度ご相談ください。

 翼状片

翼状片は、増殖した組織が角膜上に侵入したものです。紫外線や埃が原因と考えられており、鏡をのぞくと、白目が三角形の形で黒目に伸びてきているように見えます。数年から20年ほどかけて徐々に進行するため、初期は無症状であることがほとんどです。進行すると乱視の原因になり、充血がよく起こります。翼状片は炎症を起こしやすいため、充血や異物感があれば点眼薬で治療をします。外観が気になる場合や、乱視が強くなり視力に影響が出てきた場合には手術を行います。

 アレルギー性結膜炎

当院に相談に来られる患者様のうち、もっとも多い症状がアレルギー性結膜炎です。目のかゆみ、涙目、めやに、結膜充血、まぶたの腫れなどの症状が現れます。季節性のアレルギー性結膜炎と、ハウスダスト、ペットの毛、薬剤などの通年性アレルギー性結膜炎の2種類があります。抗アレルギー薬の点眼治療を行う他、アレルギーの原因を調べる検査を行っています。

予防方法

  1. 季節性アレルギー性結膜炎:外出の際はマスクやメガネを使用し、可能なかぎり花粉の接触を避けます。窓を開けないようにし、洗濯物や布団を外干しした際は、花粉をよく落としてから家の中に取り込むようにしましょう。
  2. 通年性アレルギー性結膜炎:部屋の掃除をこまめにし、常に清潔に保ちましょう。できるだけ絨毯の使用を避け、埃がたまらないよう気をつけましょう。

加齢黄斑変性症

黄斑は、目のフィルムである網膜の中心部分のことを言います。見るために最も大切な部位ですが、加齢で黄斑変性症になると著しく視力が低下し、物が歪んで見えるようになります。以前は治療方法がほとんどなく、難治性の眼疾患のうちの一つでしたが、現在は、薬物治療の研究が進んだため、視力回復が可能になっています。治療には早期発見、早期治療が大変重要です。症状を感じた方は、まずは気軽にご相談ください。